太陽光発電のご紹介

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梅雨もあけて本格的な夏がやってまいりました。今回は早稲田の太陽光発電のご紹介をさせていただきます。一枚目の写真は早稲田の屋根の上でまぶしい太陽光をいっぱいに浴びて元気に発電中のソーラーパネルです。
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電気の大切さを実感する昨今の状況の中、実は早稲田は冬の時期から対応に取り組んでおりました…そうです!早稲田は太陽光発電システムを導入する決断をしたのです。早稲田の大きな校舎の北側の部分、全天候型ビルトインガレージ兼教室の建物の上に太陽光パネルを設置いたしました。屋根の作業員の方も写真が小さくてわかりにくいですがまだ長袖です。
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この工事は経済産業省に『再生可能エネルギー発電設備認定書』を提出して実施する本格的なものです。発電した電気は中国電力の電気の一部として取り扱われます。
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パネルをすべて設置し終わったところです。屋根が右から左へと雨を流すために傾斜しているため、パネルもわずかに傾斜して取り付けられているのがおわかりになりますでしょうか。
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そして…写真は再び夏です。早稲田の事務室の乗車予約機の前には発電状況のモニター画面が設置されておりまして、この画面には、その時々の発電量はもちろんのこと、削減されたCO2の量や週間発電累積量など数多くの情報が次々と画面が切り替わって表示されます。天井の蛍光灯の電気もソーラーパネルから届いているかと思うと何かエコな気分になります。
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気温が30度を超えてくるようになりますと、日照の程度にもよりますが、コンスタントに40W蛍光灯400本近い電気を発電するようになります。最大発電量が20KWのシステムでまだ15KW程度の発電ですからまだまだ余裕はあります。これからの真夏のピークの時にはもっともっと発電するはずです。太陽光発電の優れているところは、年間で一番電力が足りなくなる夏の昼間の時間帯に電気をたくさんつくってくれることです。
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発電するソーラーパネルと消費するエアコン室外機が隣り合わせになっているのはまさにとれたての電気そのままの産地直送消費ですね。早稲田も真夏はエアコンを目一杯使いますが、その電気のかなりの部分はこうやってやりとりされているというわけです。この夏早稲田にご入校いただけると、屋根で発電した電気による冷房効果を感じていただけるかもしれません(笑)。

太陽光発電は当然のことながら夜は発電しません。天気の悪い日も発電量は減ります。早稲田も太陽光のみですべての使用電力をまかなうことは不可能です。でも、カンカン照りの暑い日に全力発電ができれば、こんな小さな発電設備でもエネルギー問題へのささやかな貢献ができるのではないかと思います。県内の自動車学校で一番早くブログサイトを開設した早稲田は、エネルギー・環境問題への取り組みでもまた先進的でありたいと考えております。

by waseda-jblog | 2013-07-22 15:30  

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